農業用ドローンNile-T20
すべての操作はタブレットひとつ
特別な操縦スキルは不要で、誰もが簡単に「精密防除」を実現
作物上空30~50cmから、自動飛行で、薬剤散布するドローンです。約15分で1haの薬剤を散布します。ドローン搭載の専用カメラで、作物の近接画像のセンシングもします。
※「第8回 ロボット大賞 農林水産大臣賞」受賞
※10,000ha以上の防除実績(2021年時点)
Features特長
高精度・完全自動飛行
国内で企画・製造し、
「プロペラガード装着」で安心
完全自動飛行Autopilot
事前に圃場を測量し、飛行経路を自動生成します。タブレットの「開始ボタン」を押すだけで、ドローンは自動飛行。バッテリー・薬剤残量を検知し、自動帰還・再開もします。
高精度飛行High precision
RTK-GNSSや複数センサーから算出される位置・方位情報を融合させるセンサーフュージョン技術で正確に飛行し、誤差は数cm。事前に測量した障害物は、回避して飛行します。
低ドリフト散布Low drift spray
上下逆回転のプロペラが真っすぐな強い気流を生み、薬剤は効果的に作用する箇所に付着します。低空飛行でドリフト率を改善し、均質に散布。薬剤吐出量は、自動調整します。
安全性の高い
機体設計Highly safe airframe design事故を最小限に抑えるプロペラガードを装着。異常を検出すると一時停止・軟着陸するフェイルセーフ機能や、誤操作の場合は離陸しないフールプルーフ機能があり、安心です。
基地局が広範囲をカバーCovers a wide area
基地局から最大半径10km以内は、基地局を移動せずに測量・飛行が可能です。測量は1度の実施でOK。飛行の際、基地局の設置場所が毎回異なっても、正確に飛行します。
リアルタイム
飛行監視Real-time monitoringLTE網を経由して、リアルタイムに飛行情報をサーバへ送信。ナイルワークスでは、バッテリー・薬剤残量、通信状況などのドローンの状況を把握し、サポートしています。
Growth Sensing生育監視
防除飛行しながらでも、
自動でセンシング

世界的にも稀な「近接画像」を取得
ドローン搭載の専用カメラで、作物上空30~50cmの至近距離からセンシングし、解析します。

作物の生育状態は、タブレットで確認
解析した「赤色光吸収率」と「有効受光面積率」は、タブレットで、時系列で確認できます。
How to use使用方法
シンプルな4ステップで、飛行
Step01圃場を歩いて測量。測量は1度だけ実施すれば、再度、測量する必要はありません。
Step02タブレットで飛行経路を作成。測量後、1時間以内に自動生成されます。
Step03基地局を設置します。設置場所が毎回異なっても、正確に飛行します。
Step04ドローンを準備し、タブレットの「開始ボタン」を押すだけで、飛行します。
タブレットひとつで、簡単操作
-
01.圃場選択
-
02.経路確認
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03.飛行開始

トラブルが発生した場合は、横スワイプで
その場でホバリングします。
Package製品パッケージ
基本セット内容

- 1. ドローン
- 2. タブレット
- 3. ドローン用バッテリー
- 4. ドローン用バッテリー充電器
- 5. 基地局・測量機のバッテリー
- 6. 基地局・測量機のバッテリー充電器
- 7. 基地局
- 8. 測量機
製品スペック
- 寸法
- 幅1850mm
奥行1440mm
高さ830mm(軽トラック搭載可能サイズ)
- 重量
- 18.5kg(機体13.3Kg/バッテリー5.2kg)
- プロペラ径
- 68.6cm(27インチ)
- プロペラ数
- 8(二重反転 4 x 2)
- プロペラガード
- 本体固定 全周ガード
- バッテリー
- リチウムイオン電池
- 電圧
- 44.4V
- 消費電力
- 3kW(散布時)
- 飛行時間
- 15分(散布時)~20分(非散布時)
- 飛行速度
- 最高時速20km(圃場内)
- 飛行経路
- 自動生成
- 飛行制御
- ナイルワークス自社製フライトコントローラ
- 通信方法
- LTE
- 測位範囲
- 直線距離10km の範囲内(基地局・ドローン間)
- 測位方法
- RTK-GNSS
- 飛行可能風速
- 散布時 : 3m/s
非散布時 : 10m/s
- 操縦装置
- Androidタブレット
- 液剤散布装置
- 散布可能薬剤 : 液剤・液肥
薬剤タンク容量 : 8L
散布可能面積 : 1ha ※バッテリー 1セット(2個)
散布量 : 800ml/10a
散布幅 : 2.7m ~ 3.3m
ノズル数 : 3
- 粒剤散布装置
- 実証・試験運用中