株式会社ナイルワークス(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:柳下洋 以下 ナイルワークス)では、「自動飛行型農薬散布マルチコプター」を開発しました。本製品では、オペレーター不要の完全自動飛行を実現し、小型化することで農薬の飛散を最小限に抑えることにも成功しました。農業分野に特化し、完全自動飛行を実現したマルチコプターの商品化は、日本初となります。耕作面積の40%を占める中山間地や変形圃場での農薬散布など、機械化が難しかった水稲などでも利用を可能にし、大幅な農作業の簡略化と低コスト化を実現します。
本製品は第二回国際次世代農業EXPOで初披露いたします。弊社ブースでは試作機の展示と散布実験映像をご覧いただけます。是非、ブースにお立ちよりくださいますようお願いいたします。
■製品概要
本製品は搭載したカメラを通じて圃場の形状を自動認識し、完全自律飛行で農薬の空中散布を行うマルチコプターです。熟練オペレーターがいなくても、タブレット端末の簡単な操作で空中散布が行えます。正確な位置制御・散布制御が可能なので、無人ヘリでの散布が難しかった小規模・変形圃場に対応。軽トラックに積める機体で、飛行1回あたり6リットルの農薬を0.8ヘクタールの圃場に散布できます。
■株式会社ナイルワークスについて https://www.nileworks.co.jp/
ナイルワークスは2015年1月に設立。農業分野に特化したマルチコプター型ドローンの設計・製造・販売を行っています。長年の画像技術とIT技術により、オペレータなしの完全自動農薬散布を実現しました。2016年5月以降の発売を目指して、研究開発を進めています。