国産の自動飛行ドローン。フルオートに特化しているので、特別なスキルは不要です。ひとりでも操作でき、事前準備のお手軽さやストレスフリーな飛行が魅力です。作物の生育状態にあわせて、部分的に農薬・肥料を散布する可変散布もでき、効率アップ・資材コストダウンにもつながります。
【実績】
全国の登録圃場数:19,603圃場
散布面積:22,887ha(2019-2024年9月末の実績)
作業負担の軽減と
効率化をはかりたい
経験が浅くても
精度高く散布したい
安全安心な
国産ドローンを使いたい
ひとりでも操作でき、事前準備のお手軽さやストレスフリーな飛行が特徴です。RTK-GNSSや複数センサーから算出される位置・情報により、正確に自動飛行します。バッテリー・タンク残量検知、障害物回避、異常時の退避まで全自動です。
作物の生育状態にあわせて、必要な箇所に、必要な量の農薬・肥料を散布することができます。可変散布により、効率アップと資材コストダウンにつながります。農薬・肥料の使用量の低減に役立つとして、「みどり投資促進税制」の対象機械として初めて認定されたドローンです。
農林水産省「国際競争力強化技術開発プロジェクト(安全安心な農業用ハイスペックドローン及び利用技術の開発)」による成果を利用したドローン。簡単に、バッテリーや液剤・粒剤タンク交換ができ、折りたためる構造なので取り扱いが簡単です。
日本企業のナイルワークスだからこそ、質問や修理、定期的な年次点検も、丁寧に迅速に行います。お困りのことがある場合はすぐに解決し、安心して農作業に取り組んでいただけます。
資料:カスタマーサポート(PDF)
安全に飛行するために、3日間の講習を受講いただきます。法令や自動飛行の仕組みなどをご理解いただき、ドローン飛行実習やトラブル発生時の対応方法を習得します。
通信回線を経由して、飛行情報を監視サーバに送信しています。機体の状況、飛行経路、バッテリー・タンク残量、通信状況をリアルタイムに把握し、サポートします。
農家さんの悩みを解決したい。その強い想いが、モノづくりの原点です。様々な分野のエンジニアが、現場の声を大切にしながら、機能改善や新機能を追加していきます。
水稲、麦、大豆、とうもろこし、ごぼう、にんにく、甘薯など。
展示会や農機展などに出展しているので、最新のイベント情報をご覧ください。また、デモ飛行の相談なども、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
Nile-JZ Plus | Nile-JZ | ||
---|---|---|---|
機体 | 可変散布 | 対応 | 非対応 |
カラー | 黒×白×ブルー | 黒×白 | |
機体重量 | 12kg ※バッテリー・液剤散布装置を含まず | ||
最大離陸重量 | 27kg | ||
プロペラ枚数 | 6 | ||
全長×全幅×全高(アーム展開時) | 1,916mm×2,110mm×727mm ※液剤散布装置を含む | ||
全長×全幅×全高(アーム収納時) | 716mm×626mm×727mm ※液剤散布装置を含む | ||
フレーム形式 | ボックスフレーム構造 | ||
アーム収納形式 | 下方折りたたみ方式 | ||
保護等級(防塵防水) | IP55相当 ※バッテリー端子キャップ取り付け時 | ||
最大飛行時間 | 15分 ※気温などの環境やバッテリーの状態によって変化しますので ご使用の際にはバッテリー残量に注意してご使用ください。 | ||
プロペラ | プロペラ径 | 27inch | |
プロペラ形式 | CF強化樹脂(折りたたみ式構造) | ||
バッテリー | 定格容量 | 799Wh | |
定格電圧 | 44.4V | ||
全長×全幅×全高 | 149mm×255mm×243mm | ||
急速充電器 | 充電方法 | 急速充電(4スロット) | |
定格出力 | 100V 1200W / 200V 2400W | ||
全長×全幅×全高 | 350mm×250mm×155mm | ||
液剤散布装置 | 最大タンク容量 | 8ℓ | |
吐出方式 | ノズル方式(2個)/ 滴下 | ||
散布幅 | 4.5m~ | ||
散布速度 | ~20km/h | ||
散布量 | 800ml~/10a この他、薬剤に応じて設定可能 | ||
粒剤散布装置 | 最大タンク容量 | 10ℓ | |
吐出方式 | インペラー式 | ||
散布幅 | 5m~ | ||
散布速度 | ~20km/h | ||
散布量 | 薬剤に応じて設定可能 | ||
通信・測位 | 通信方法 | LTE / 2.4GHz | |
測位方法 | ネットワークRTK |
スマートフォンは含まれておりませんので、ご準備いただく必要があります。
一部開発中のため、仕様は予告なく変更となる場合があります。
本製品の操縦にはナイルワークスが発行する修了証が必要です。ナイルワークスの実施する測量と飛行の講習を受講し、講習を修了した人以外は操縦しないでください。
航空法、小型無人機等禁止法等の飛行に関連する法令等を遵守し、必要な手続を全て行う必要があります。
本製品を使用しなくなった場合、SIMカードをナイルワークスに返却する必要がありますのでお問い合わせください。
中古品、転売品、第三者からの譲渡品、オークションなどで入手された製品は、飛行が無効になりますのでご留意ください。
本製品は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構/NARO)が事業実施主体である国際競争力強化技術開発プロジェクト「安全安心な農業用ハイスペックドローン及び利用技術の開発」を受託(2021年6月)したハイスペックドローン開発コンソーシアム(※)の事業で開発された機体をベースにしております。
ハイスペックドローン開発コンソーシアム
代表機関:ヤマハ発動機株式会社
共同研究機関:
〈企業〉株式会社ザクティ、株式会社ザクティエンジニアリングサービス、株式会社ナイルワークス、ヤンマーアグリ株式会社
〈研究機関〉農研機構、大分県農林水産研究指導センター、鹿児島県農業開発総合センター、佐賀県農業試験研究センター、長崎県農林技術開発センター